タイヨーエレック『CRシンデレラボーイ2』プレス発表会レポ!!

2つの新感覚ミドル誕生!!
2010年4月8日、タイヨーエレック株式会社は東京・中央区の時事通信ホールにて、新機種『CRシンデレラボーイ2~シンデレラコードを奪還せよ~』のプレス発表会を開催した。
「2」が示すとおり2作目で、1作目は2005年にデビューしている。もちろん、原作はモンキー・パンチの同名漫画だ。
挨拶に立ったのは、佐藤英理子・代表取締役社長。
「市場調査に基づいて、真のミドルとは何かを徹底的に追及しました。そして“新感覚ミドル”を提案させていただきます」と開口した。
発表されたのは、『~乱馬ver.』と『~レラver.』の2機種。
「スピード感あふれる演出とゲーム性により、どちらの機種も実に爽快な機種に仕上がりました」と自信のコメントを残した。
首藤保志・営業推進室室長は、コンセプトを説明。
「メーカーは、ユーザー目線での観点をないがしろにしているのではないか、というところから開発が始まった」と、異例の切り口を披露。
「350分の1は、業界的にはミドルタイプ、しかしユーザーはMAXタイプと認識している。350分の1でも399分の1でも、ユーザーにとってはどちらも当りにくいため、見返りの大きい399分の1のほうが好まれる」と分析した。
甘デジとライトミドルに関しては、「ユーザーは出玉性能をほぼ同じと認識しているため、確率の高い甘デジのほうを打つ」と結論づけた。
この話を踏まえたうえでスペックを見てみると面白い。
『~乱馬ver.』は大当り確率293.5分の1、確変率64%、時短100回転のミドルタイプ。
ランクアップボーナスは実質5R、実質10R、実質16Rの3通りで、16Rの振り分けが最も多くなっているのが特徴だ。
『~レラver.』は大当り確率139.5分の1、確変率100%の転落抽選タイプ、時短は20回転or30回転or100回転となっている。
確変中の確率は13.9分の1で、通常時への転落確率は14.7分の1。これに時短を加味すると、ループ率は約74%となる。
『~乱馬ver.』は「従来のミドルタイプよりも当りやすく、出玉性能的に遜色がない」、『~レラver.』は「従来の甘デジよりも出玉性能が高く、確率的に遜色がない」、ということになる。
このあたりが“新感覚ミドル”のゆえんだ。
ホール導入は、『~乱馬ver.』が5月下旬、『~レラver.』は6月上旬の予定となっている。