SANKYO『ゴッドハンターV』試打レポート!!
タッチパネルでARTをGETせよ!!
今回は、SANKYOの新機種『ゴッドハンターV』の試打レポートだ。
実際に打ち、取材して判明したことが多数あるので、余すところなく紹介しよう!!
本機は「ファラオタイム」というARTがメインの全面液晶機。
リールは筺体上部にあり、目の前には巨大な液晶が鎮座している。
この液晶はタッチパネルであり、触れることで表示が変化したり演出が発展したりする。言うなれば、プレイヤー参加型の演出をより面白くするためのハードだ。
……というのは、従来のタッチパネル搭載機にも見られた特徴。
本機はこれだけにとどまらない。
特定演出に参加することで、ARTに当選するのだ!!
その特定演出とは、主に「アヌビスチャンス」。端的に言うとRBである。
ここで、まずは「自力でつかむ」「楽チン運試し」のいずれかを選択しよう。
「自力でつかむ」は脳トレ系のゲームにチャレンジするもの。「楽チン運試し」は、キャラクターやグッズなどの絵柄を3つ選択するものだ。
脳トレ系のゲームは10種類。記憶力を試されるもの、計算力が試されるもの、反射神経が試されるものなどが用意されている。
出題は3問。全問正解なら、問答無用でART確定だ!!
2問正解と1問正解は抽選によってARTに突入、正解なしなら抽選の権利もなしとなる。
ゲームの結果でARTが抽選されるというのは業界初。
演出が後付けでないため、本当に自力でARTをGETできるのである!!
一方、「楽チン運試し」を選んだ場合は、絵柄が5~7つ表示される。
1つ選択すれば絵柄が文字に変化する、というのを3回繰り返すだけだ。
表示される文字は、「0SET」「1SET」「2SET」「×2」など。
そして、それらの表示どおりにARTのセット数が決まるのである。
例えば、「3SET」「1SET」「×2」の場合、「(3+1)×2」となりART8連が確定するのだ。
こちらは、絵柄を選択する画面が表示されたときに隠されている文字も決定するので、プレイヤーの選択によって結果が大きく変わることとなる。
◆ARTはボーナス後に突入!!
ART突入契機は、ボーナス。「通常時に突然」というパターンはなく、必ずボーナスを経由することになっている。
ボーナスは以下の3種類だ。
・BB1…「赤V揃い」「青V揃い」→50枚の獲得
・BB2…「白V揃い」→40枚の獲得
・RB(アヌビスチャンス)…「星・星・ダイヤ」→20枚の獲得
揃える際に目押しが必要なのはBB1だけで、BB2とRBは目押ししなくても揃ってくれるように作られている。
また、通常時の目押しも一切不要だ。
BB1は、消化ゲームが3ブロックに分かれており、「バトルゾーン(ナビGETゾーン)」→「棺タッチゾーン」→「ファラオゴング」という流れになっている。
最終的に「ファラオゴング」でファラオを目覚めさせることができればART確定。
そのためには「棺タッチゾーン」で神様キャラをたくさん見つけだしておいたほうが有利で、そのためには「バトルゾーン(ナビGETゾーン)」で強い敵を倒しておいたほうが有利となっている。
強い敵を倒しておけば神様が透けて見えることがあり、神様を3人見つければファラオの目覚めが確定(=ART突入が確定)するのだ。
ここでは、「棺タッチゾーン」がART突入を大きく左右するポイント。
見つけた神様の数によってファラオの目覚める確率が変化するので、真剣にパネルをタッチしよう。
最初は棺の数は4つで神様が1人、見事に見つければ次は棺が3つ、さらに見つければ2つに減る。
後付けの演出ではないため、せっかく神様が透けているのに別の棺をタッチすると、本当にファラオの目覚める確率が低下してしまう。遊び半分にわざと間違えたりするのは厳禁だ!!
BB2は、最終ゲームで運命の扉が開くかどうかがポイント。
開けばART確定、閉じれば残念、ということだ。
注意すべきは、表示されるダイヤの色。赤ならば、次回のBB2でARTに当選する可能性が高くなっている。
「連続非当選の天井」を激アツにしたもので、もし虹色ダイヤが出たなら必ず次のBB2まで頑張ろう!!
ARTは、ボーナス終了後に「8枚役の取りこぼし目」が出現するとスタートする。
1セットは25Gで、1Gあたりの純増は約1.5枚。
押し順ナビに従うだけのカンタン仕様だ。
ただし、押し順をミスした場合はARTがATに降格する恐れがあるので、焦らずにプレイしよう。
なお、ART中にボーナスに当選してもARTは終わらない。必ず1セット(25G)を消化できるようになっているのだ。
また、通常時は高確率状態と低確率状態が存在する。
多くは低確率状態に滞在し、8枚役当選時に昇格抽選が行われる。高確率状態は、ゲーム数で管理されており、消化し終えると低確率状態に降格する。
液晶の背景が夜ならば高確率確定、夕方ならば高確率の可能性あり、昼間ならば低確率濃厚となっている。
高確率状態でボーナスを引いた場合、BB1なら「強い敵を倒しやすい」、RBなら「脳トレ系ゲームで、答をアシストするお助けアイテムが出やすい」「楽チン運試しで、絵柄7つで『0GET』が少ない」などの特典が付く。
つまり、ARTに突入しやすくなっているのだ。
◆2種類のプレミアムボーナス搭載!!
ARTに連チャン性があるのは当然だが、それを超越するプレミアムが2種類ある。
まず、「ホルスボーナス」。
ボーナスの種類としてはBB2(白V揃い)で、ロングフリーズが起これば当選確定となる。
消化8Gの間、液晶が「4号機時代に見たことあったような気がする」というものに変化し、ほぼ毎ゲーム数字の3つ揃いが表示される。
そして、揃った数字の合計が、ARTの連チャン数となるのだ!!
1チャンスで20連程度は朝飯前という、破壊力のあるプレミアムなのである。
もうひとつが、「スーパーファラオタイム」。
RB当選時、いつもの演出ではなく「クルーンチャレンジ」が始まればチャンス。3つ穴クルーン表示となり、玉が左奥に落ちればART3連、右奥ならART7連、そして手前なら「ゴッドルーレット」確定となる。
「ゴッドルーレット」は「スーパーファラオタイム」のセット数を決めるもので、1~5の数字でそれを表示する。
1セットは、BB2(白V)を引くと終了。BB1やRBでは終わらないのだ!!
そして、消化中に引いたBB1やRBでも通常のART抽選が行われ、当選した場合はストックする。そして「スーパーファラオタイム」が終了した後に、そのストックを全放出!!
打ったことがなくても、爆発力を想像できるはずだ。
噂では、試打時に一撃8000枚出たとか――。
ホール導入日は現時点で確定していないが、早く打ってみたい一台であることは間違いない。